1990年代、メガネが「アイウェア」として徐々に雑誌に取り上げられるようになった頃、自分にとってその始まりはMCハマーのメガネを「カッコいい」と思い始めたことでした。その後、雑誌でもメガネがコーディネートの一部として扱われる機会が少しずつ増えていきました。
そして2000年代に入り、衝撃を受けたのが Lafont との出会いでした。その鮮やかな色使いと洗練されたデザイン。「色の魔術師」と称されるマダム・ラフォンのテキスタイルは、ただ美しいだけでなく、アートやカルチャーを感じさせるものでした。
LafontのカタログやPOPなど、すべてが洒落ていて、パリの空気を感じさせるものでした。そんな魅力に惹かれ、取り扱いを始めることを決めました。
しかし、当時の秋田では、まだ「メガネにおしゃれを求める」という時代ではなかったようで、取り組みは決して簡単なものではありませんでした。それでも信じ続けて取り扱いを続け、10年以上の時を経て、ようやく時代が追いついてきたと感じています。このことが本当に嬉しく、心から感慨深いです。
今も変わらず、Lafontは私にとって憧れのアイウェアです。
その美しさと魅力を、ぜひ皆様にも体験していただきたいと思っています。
Lafont fair 2025/2月末まで